2018/07/29 18:34
お使いいただくことで料理の出来映えがグッと良くなる
甘くて美味しい『淡路島産玉ねぎ』をご紹介します。
今回はお付き合いをさせていただいてから、かれこれ25年以上になる友人のもとへ
新幹線と高速バスを乗り継ぎ淡路島へ…シーズン真っ只中の収穫の様子を見学に伺いました。
6月中旬、前日の雨が嘘のように晴れ、畑ではヒバリがさえずっています。
北海道と違って、畑1枚あたりの面積は狭く
殆どの畑でお米との二毛作を行っています。
友人の畑では『エコロジーな農業』を方針に掲げ、農薬や化学肥料の使用を少なく栽培しています。
土壌には独自の配合で作成したペレット状の有機質肥料に、牡蠣殻、たい肥を施しています。
収穫にもこだわりがあって…
葉の部分が茶色くなるまで待って、玉ねぎが完熟してからの収穫を心掛けています。
『玉ねぎって、こんなに地面に出ているんだ…!』
ちょっと驚いている私に
『あんまり深く植えると、玉ねぎが太れん(成長できない)のよ…』
と、教えてくれました。
うん、確かに… 君の作った玉ねぎは立派に成長している。
収穫には機械を使い、先ずは掘り起こし、
次に掘り起こした玉ねぎを別の機械で拾い上げ、
専用のコンテナに詰め、フォークリフトでトラックに積み込み倉庫へ向かいます。
私が伺った時は新玉ねぎ(早生種)の収穫はほぼ終わっていて、
中生種の収穫がメインでした。
新玉ねぎは劣化を防ぐため、収穫後すぐに冷やしてから乾燥させますが、
中生種は一週間~10日ほど大型のサーキュレーターで送風して乾燥させた後、
外気にさらして色付けを行います。(その後、低温で貯蔵)
この乾燥管理が重要で、品質に大きく影響してきます。
きっちりと乾燥させたこちらの玉ねぎは、赤みが奇麗に差して、パンと張った玉ねぎに仕上がっていました。
淡路島産の玉ねぎは辛みが少なく、
加熱するとさらに甘みが増します。
筋っぽくなくて柔らかいのも特徴ですね。
食べていただくお客様のことを考えて、栽培から仕上げの乾燥までこだわった玉ねぎです。
是非、お召し上がりいただきたいです。
最後に…
“生産者の想い”を受け取ってください。